休学・精神科に関して大体聞かれる疑問
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※私事です
Q「何で精神科の勉強が苦手なん?自分が精神疾患だったら分かるんやない?」(私の周り約半数の疑問)
A、確かに看護学生として精神科の勉強はこれまでにもしてきましてが、2年生前期からはより本格的な精神疾患の種類や症状について学んできました。だけどそれがとても苦痛でした。これはあとになって分かったことですが、看護学で学ぶ精神分野は病院に入院している患者さんの状態、重症度の高い症状や疾患を習うからです。つまり、私のように入院の必要はないが通院が必要である状態ではないので、授業を聞いていると、"私はまだここまでじゃないから大丈夫だ"と思い込んでしまうのです。というより、思い込むもとになるのです。より重度の症状を聞いてしまって、そこまででないと病院にいく必要はないと思ってしまえばなかなか足は動きませんよね。
Q「何でいろんな人を対処できないん?」(私の周り約半数の疑問)
A、ごく健康な状態であれば、複数人と話していても誰かが疑問に感じていると感じたら付け加えるなど、周りの状況を見て判断することが出来ると思います。だけど、情報判断能力や、処理能力が低下している、いまの状態ではそうはいきません。風邪などで体調が悪いときもそうだと思います。"うんうん。大丈夫だから、そっとしておいて"と思いません?たぶん、自分のことでいっぱいいっぱいだからそれ以上は受け付けられないのではないかと思います。いまの私は一対一でもそれが難しい状態で精一杯、相手の表情や気持ちを汲み取ることで会話が成立しています。会話が繋がるということは恐らく自然と状況判断をしているからなんでしょうね。
Q「何で半年じゃなく1年間の休学なん?」
A、看護学はほぼ必修科目で順番に授業を取っていかないと次に進むことが難しい状況にあります。そのためカリキュラムの都合上、1年後、一つ下の学年との授業から再開しないといけないのです。他にも、症状緩和に半年しか要さない場合でも、ぶり返しを考えると少しずつ"長時間椅子に座って勉強をしたり話を聞く"ということに慣れていかないと、やはり心の問題なのでぶり返してしまうだろうとのことです。
Q「休学費とかってかかるん?」
A、国公立大学はかからないと聞いていますが、私立大学の場合、在籍費などがかかる場合があります。大学によって違いますが高いところはかなり高いです。大体の大学はHPに記載されていると思うので、調べてみてください。ちなみに私の大学の場合、HPに記載はなく、先生からの説明もありませんでした(どうなってるのかと怒りを覚えた)。サイトを調べに調べた結果、今のところ休学費に関しては情報がなく、復学する場合は復学費がかかるとのことでした。学生課か何課に連絡すれば分かると思いますが事務の方ってあまり良い思い出がないというか、嫌な思い出しかないというか…なので今は保留にしています。10月末にはお金が落とされてるかどうかで分かると思いますが…(後日追記します)
Q「精神科受診はどのように決めた?」
A、初診の半年以上前から母(看護師)に勧められていたこともありましたが、人に責められている気がして仕方ないという症状が出始めてから本格的に考えるようになりました。同じく精神科に通う友人のアドバイスに背中を押されて、いろんなサイトのクチコミを調べて今の病院に決めました。(ちなみに内科・心療内科・精神科のある病院で、心療内科くらいかな~というつもりで行ったのですが実際私は精神科相応だったみたいです笑)
いま、精神科・心療内科は"一番行きやすい診療科"になっているらしく、少し不安があったり心配事があれば心療内科へ…という方も少なくないそうですが、実際精神疾患までになっている方や真面目な方にとっては一番行きにくい診療科なのではないかと思います。
Q「学校から休学を止められたりした?」
A、友人からの話で専門学校ではかなり止められることがある(休学はやめてほしい)と聞いていたのと、期限が迫っていることを考えて、私は先に診断書を貰いました。普通なら学校の先生に相談してから診断書をもらいもう一度学校の先生との面談、ですが…。そのときの症状(多くの人が集まる場所に行くと気持ち悪くなったり頭痛がするなど)を担当医に伝えると、すぐに診断書を出してくれました。その後、大学での面談は、本人・保護者・担任・学年主任・学科主任での予定でしたが、担任が急遽来れなくなり、四名での面談になりました。そのとき、やはり、学科主任から「薬を飲みながら学校に来ていた子もいる」とか、「1年間のカリキュラムを2年間に渡って受けた子もいる」とかという話を聞かされ、休学を避けたいのかな?と思いましたが、診断書を出すと、すんなり休学となりました。診断書の権限は強く、診断書がある場合、大学長やその他の先生方はそれを受け入れなければなりません。つまり、診断書が出れば必ず休学になるのです。
学校や各学科によってはやはり強く止められることがあります。精神疾患を持っている方々はそれに反抗することが出来ないことが多いので、どうしても学校の意見に流されてしまいがちだと思います。ですが、本当に辛いのであれば休学はしてもいいのです。意欲低下で休学することもできる時代なので。ただ、精神疾患を理由にする場合、診断書の提出は必須のことが多いので気を付けて!
Q「ぶっちゃけ休学中って何してるの?」
A、買い出しであったり…ペットの世話がほとんどです。大体1時2時に寝て11時12時に起きてます(今は低気圧の影響で起きれませんが少し前までは9時か10時に起きれてました)。そのあと1時間ほどご飯を食べて、夕飯宅配の箱から野菜とかを出して冷蔵庫に入れて、母から買い物リストが出ていたら買い物へ行きます(雨の日でも行きます)。1時間か2時間で帰ってきてから、1時間ほど買ってきたものを仕舞ったり休んだりしたあと、ペットの世話を1時間少しくらい…します。そうすると母が帰ってくるので、買ってきたものの報告や、母の愚痴を聞きます。18時から母と夕飯を作り、19時に1時間ほど夕飯。そのあとは母の仕事を手伝います(Excelやネット関係が苦手なので代わって表を作ったり調べものをしたりします)。12時か1時にはお風呂。2時就寝です。
ほぼこれの繰り返しで毎日過ごしています。
ので、基本的に毎日買い物で外に出ています。
スーパーやパン屋、100均、ペットショップなどですね。
スーパーのときはリュックがかなり便利です!!(牛乳2本のときとか特に!)
Q「バイトとかはしてるの?」
A、したほうがいいだろうな~と思いながらも今の体調ではかなりハードルが高いので、今はモッピーというサイトでお小遣い稼ぎをしています。大体1日100円ほどですが塵も積もれば山となる!という感じで続けています。体調が良くなればバイトもしようかな…と思っていますがいまは保留状態ですね…
Q「休学は誰に伝えてるの?」
A、私は人に会った瞬間に自分にとってプラスとなる人、信頼できそうな人を見分けることができて、それが結構当たっているので…それにヒットした友人2名と、小中学校のときからの親友2名、母親だけがしっています。大学の人(先生以外)には伝えずに休学しているので(一度に対処できないため。前述あり)、2ヶ月経ったいまでもLINEが来てます(・・;)
Q「いまの病院はどうやって決めた?」
A、基本的には口コミですね。めちゃくちゃ調べました。それと自転車で20分以内の範囲にあること、家から近すぎないことも条件にいれていました。病院に行って気付きましたが、出来れば曜日ごとに先生が変わるところがいいかもしれません。というのも、精神科は先生との相性がかなり大事なので、何度も転院してようやく合った人を見つける…ということがあり、転院の際には、そのときの病院からこれまでの症状や服薬状況を書いてもらい、転院先の病院にその紙を渡さなければならないからです。でもなかなか、病院を変えたいって言えませんよね…。ですが、曜日ごとに先生が変わる病院では、曜日の不都合を理由に曜日ごと先生をチェンジすることが出来るのです!この方法は初診の予約電話をしたときに看護師さんに説明されました。まあ、その分完全予約制となりますので、悪天候時には困りますが…
Q「料金ってどれくらい?」
A、いまは通院なので診察代は1410円(毎回同じ)で、薬代が3500円ほどですかね…。薬代は日数と薬の種類によります。ちなみに私は、サインバルタカプセルを1日3カプセル×3週間分頂いていてそのお値段です。サインバルタカプセルはまだ新しい薬でジェネリックがないので少し高めです。やる気を出したりするのに効くそうです(確かに少し効いてる気も…)。以前使っていた一番メジャーである、セルトラリンにはジェネリックのジェイゾロフトがあるので少し安かったですが…私はあまり効きませんでした💦
初診は診察代が3000円ほどだったと思います。
休学の際の診断書は2000円でした。
※保険3割負担で記述しています。
Q「精神科の薬って少し怖いけど大丈夫なの?」
A、病院や薬局から処方されるものは大丈夫です。が、やはり副作用は強く出ることがあります。睡眠障害や頭痛、口渇、吐き気などがメジャーですかね…。大体飲み始めてからすぐに副作用が来ますが、精神症状の緩和が始まるのは2,3週間後で… 無駄に副作用だけ来るのに全然良くならない、と思うこともあるかもしれません。副作用の強さは人によって…という感じですが、まれに重篤な副作用(精神疾患の急激な悪化)などもあるのでその際は服用を中止してすぐに病院へ連絡するようになっています。精神科の薬は、ゆっくり増やして、ゆっくり減らす、のが原則です。ですが、先程出てきたサインバルタカプセルのようなカプセル錠はそれが苦手で…例えば錠剤であれば「いま1錠飲んでいるので次は1錠半にしましょう」とできますが、カプセル錠の場合は「いま1つ飲んでいるので次は2つにしましょう」となりますので、少し厄介にはなります。
耐えられないほどの頭痛に襲われた場合には市販のお薬を頓服することがあります。大体大丈夫ですが、念のため調べてから服用するようにしてください。
Q「今の病院ではどんなことをするの?」
A、初診では心理療法士さんとのカウンセリングがありましたが、そのあとからは医師との簡単な会話で終わります。聞かれるのは、いまの状態(良くも悪くも)や困ってること、気になっていること、ですかね。前以て整理してメモしていくといいと思います。私のところは完全予約制ですが、15時からの診察でも、14:45に行って人がいなければすぐ診察になるので、メモは家を出る前に書いて、病院に入るときには手に持つようにしています。初診はカウンセリングと診察を含めて45~1時間ほどでしたが、再診となると5分前後です。診察ではカウンセリングを実施しないことが多いので、カウンセリングを受けたい場合は、その病院で可能であれば予約しておくか、カウンセリング専門の場所を探すか、大学のカウンセリングを利用するか、ですね、大学のカウンセリングは無料のところも多く、私も利用しようと思っていたのですが、いまは担当医に自分の症状を話すだけで精一杯なのでやめています。
今回はここまで!!
精神に関する質問があれば気軽にとうぞ。
答えれる範囲内で答えさせていただきます!
奏実里🍀
2017/10/21
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